タンスの中の不人気者 [Tansu no Naka no Funinkisha] lyrics

Songs   2024-10-05 14:29:50

タンスの中の不人気者 [Tansu no Naka no Funinkisha] lyrics

僕が生まれたのは バングラデシュの工場

労働者がまたしてる 低い月収の交渉

僕は安いTシャツ 色は紫色

なんのブランドもない ブランド物羨ましいよ

猫が金魚捕まえようとしている ダサいプリント

ただの無地のプレーンな無難な タイプの方がまだ好きっしょ

暗いダンボールの中僕は波に揺られ 僕は波に揺られ

海を見れず海を渡り 知らぬ街に売られ

トラックでハイウェイを降り 着いた街はニュージャージー

大型スーパーの衣類コーナーで 服が並びずらり

僕の隣は犬とライオンのTシャツ

僕を最初に手にしたのは ビッグスマイルのお兄ちゃん

「これだこれだ!」

なんと僕をすぐに購入 

彼のタンスの中で他の彼の服と合流

「こ…こんにちは」僕はとりあえず挨拶

声が聞こえてきた 「なんだこのダサいやつ?」

「見ろよこいつ!マジでありえねえ!」

「マジヤベエ 間違いだねえ ただのゴミだ価値がねえ」

マニア性満さんのアニマル系 は!ガチダセエ」

「死んだ方がマシだぜ こいつに幸あれ」

「あ!ご主人様だ! お前らすんなよモジモジ!」

「どうせ俺を選ぶ 俺はご主人様のお気に入り」

「あれ?なんでそうして? え?今日は僕じゃないの?」

「猫のプリントのやつ? あいつすごくダサいよ!」

僕を選んでくれた 「パーティーはこれで決まり」

え?パーティーに着てくの? めっちゃ入る気合い!

マジ最高! こっから人生巻き返そう

感じる深い愛情! 着いたよパーティー会場

彼の親友たちが 一斉に彼を囲む

「何そのTシャツ最高! 俺に譲れ頼む!」

みんなで僕を褒めてる 「どこで買ったのそれ?」

「本当センスいいな! このバッキャローオメエー!」

なんという幸せ! 僕はおしゃれなのかな?

やっと抜け出せるよ 雑魚キャラな過去から

なんて素敵な夜 ありがとう神様

すると10時半になり 主催者のスピーチが始まった

「えー皆様、さーてそれじゃ今年度」

「一番人類最悪鬼ダサファッションコスプレ コンテスト」

「の優勝者は 猫と魚のハープルのTを着てる」

「スマイルがキュートな好青年 ジェイムズ・ミケル!」

…頭が真っ白 人生の赤信号…

…本当に悲しいよ

そして家に帰り 彼は僕を置いて

お母さんに告げた

「ねーもうこれ捨てておいて!」

そうか、やはり僕はただのゴミ

笑い者に過ぎない だからしてね早く処理

でもねその瞬間 遠くの向こうで

聞こえたんだ 彼の10歳の妹の声

「え?なんで捨てるの? 猫ちゃんめっちゃ可愛い!」

「お兄ちゃんもういらないの? Tシャツもらう私!」

「別にいいけどさ、 お前には大きくない?」

パジャマとして着るから! お願いください!」

その後僕はほぼ毎日 彼女に着てもらい

時が過ぎて成長しても いつもいたよそばに

膝までいってた長さは今 腰まで

気づいたらもう大学に進学する 年だね

そして君は愛する人が できたね

日本の留学生いつも隣の 席だね

手をつないで、 愛を誓って

僕を着ながらお互いの目を 毎晩見合って

彼が日本に帰っても絶対に 別れない

体が離れてもハートだけは 離れない

涙大き別れ、 立ってるJFK空港

ニューヨークから 日本果てしなく長いルート

「何か置いて行って 君の匂いがするもの」

彼は彼女にたくす 自分のブルゾンを

「私もあげるね、 一番の宝物」

「私のTシャツ、 猫と魚模様」

そうして僕は 日本に旅立つことが決まり

それは新しい 人生のページの始まり

もちろん悲しい でも宝物と呼んでくれた

そして絶対また会える! 僕が飛んでくれば!

そして僕は見えた バスの窓の外から

未知の国日本 赤く光る東京タワー

いっぱい想像したが 好きだ心から

漢字読めない でもやってけそうだここなら

彼の家に着き 扉が開いた

声が聞こえてきた 「おかえりー!会いたかった!」

「空港に迎えに行けなくて 本当ごめんね」

彼に抱きつく知らない女性 どういう状況これって?

「本当大大大好き!カンタ君!」

「早くギュッとして 1年会えなかった分」

「まだ覚えてる? 一年前の約束」

「あたり前だろ、 君と作る家族」

「私幸せ!あなた まさか向こうで」

「アメリカの美女と 浮気なんてしてないでしょうね!」

「その変なTシャツ、 まさか女の?」

「なわけないだろ 明日捨てるこんなの」

「私の古い服と一緒に 売りに行こう!」

「あ…いいんじゃないの? 別に好きにしろ」

「さーてカンタ君! 今日のご飯はなんだ?」

「まさか唐揚げ?」 「ピンポーン」

「あ!マジかやったー!」

この裏切りもの! この裏切りもの! 

この裏切りもの! この裏切りもの!

あの子はどうするんだ? お前は最低

ずっと騙してたのか? せめて僕を送り返せ!

そして僕は次の日 日本型大型チェーンの古着屋

で他の服に紛れて たった5円で売られた

そして乗せられた 服の山の上

「秋の大型セール! 3点で150円!」

だけどこんな僕を買ってくれる人はいない

「なんだこれ鬼ダサ! こんなの絶対着ない!」

途方に暮れる毎日 あの子を思いながら

僕はもう売れないな こんなにボロいからな

もう一度だけ 大事に着られたいな

「このTシャツもう売れない、 明日もう捨てちゃいな」

僕の人生も終わり すでに閉店間際

さよなら、するとそこに とある青年が来た

「まだ空いてますか? ちょっとだけ見ますね」

「なんだろう このTシャツ?」

「なんかめっちゃ イカすね」

「3点で150円? マジお得すぎ!」

「すごく好き!」 「色も柄もサイズも全て僕向き!」

彼は面白い ヘアスタイルをしていた

変わり者どうしで なんか僕ら似ていた

気づいたらもう 帰り道に僕を着ていた

なんだか今日の夕日は いつもより綺麗だ

タンスの中の不人気者 すごく古くてシミも多い

でも味がある 新品のより

彼の話を聞いてみよう 

タンスの中の不人気者 すごく古くてシミも多い

でも味がある 新品のより

久しぶりに着てみよう

タンスの中の不人気者 すごく古くてシミも多い

でも味がある 新品のより

彼の話を聞いてみよう

タンスの中の不人気者 すごく古くてシミも多い

でも味がある 新品のより

久しぶりに着てみよう

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  • country:Germany
  • Languages:German, Japanese
  • Genre:Hip-Hop/Rap
  • Official site:http://www.blumio.net/blumio/Willkommen.html
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