面影平野 [Omokage heiya] lyrics
面影平野 [Omokage heiya] lyrics
女一人の住まいにしては
私の部屋には色がない
薄いグレーの絨毯の上
赤いお酒をこぼしてみよか
波紋のように足許に
涙のあとが広がって
酔えないよ 酔えないよ
六畳一間の 面影平野
私一人が眠るにしては
大きなベットは邪魔なだけ
緑に腰かけ背中を丸め
過ぎた月日をひも解いている
足の踏み場もないほどに
悲しみばかり散らかって
危ないよ 危ないよ
六畳一間の 面影平野
最後の夜に吹き荒れてった
いさかいの後の割れガラス
修理もせずに季節がずれた
頬に冷たいすきま風
虫の音さえも身に染みる
思い出ばかり群がって
切ないよ 切ないよ
六畳一間の 面影平野
切ないよ 切ないよ
六畳一間の 面影平野
- Artist:Keiko Fuji
See more