オホーツクの舟歌 [Ohōtsuku no funauta] lyrics
オホーツクの舟歌 [Ohōtsuku no funauta] lyrics
オホーツクの海原
ただ白く凍て果て
命あるものは
暗い雪ノ下
春を待つ心
ペチカに燃やそ
哀れ東に
オーロラかなし
最涯の番屋に
命の火チロチロ
トドの鳴く夜は
いとし娘が瞼に
誰に語らん
このさみしさ
ランプの灯(ほ)影に
海鳴りばかり
スズランの緑が
雪解けに光れば
アイヌの唄声
谷間にこだます
シレトクの春は
潮路に開けて
舟人のかいな
海に輝く
オレーオレー オーシコイ
沖の声 舟歌
秋あじだエリャンサ
揚げる網ゃ大漁
霞むクナシリ
我が故郷
何日の日か、詣でむ
御親の墓に
ねむれ静かに
- Artist:Chieko Baishō
- Album:Nippon no uta vol 1 (1976)
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