雨は二度上がる [Ame wa ni do agaru] lyrics
雨は二度上がる [Ame wa ni do agaru] lyrics
青空を彷徨う水蒸気が 雨粒へと変わる時
それが恋だと誰が決めたのか 嘘でできた水溜まり
眠りについた君を抱きしめて 本当の本当を呟いた
薄れゆく視界のその向こうに 見慣れた友の輪郭
傷口を優しく撫でるような 真相で心臓が痛かった
感情はまだ疎らに散らばって 終わらない隠れん坊
手にしたい未来 やっとわかったみたい 二度と戻れない
ねえきっと僕らの涙は雨の中 ひとつに混ざり溶けて流れてゆく
零れ落ちた一滴の想いが 静寂の水面を揺らす
長い夜が終わり空が晴れたら また二人で花を探しにゆこう
掬い上げたわずかな願いさえも 泡のように音もなく消える
触れることも叶わぬあの花が 心の中で舞い散る
ビニール傘を伝う虚しさが アスファルトの海へ沈んでく
揺るぎない視線のその向こうに 寄り添う二人の背中
悲しみは同じはずだったのに ただ君の横顔を見つめてた
感情はまだ疎らに散らばって 泥だらけのボール
手にしたい未来 やっとわかったみたい 二度とはなさない
君は僕のすべて受け止めてきた どんなときも否定することはなく
不器用すぎるほどにストレートな 君のこと信じているから
ねえきっと僕らの涙は雨の中 ひとつに混ざり溶けて流れてゆく
零れ落ちた一滴の想いが 静寂の水面を揺らす
この想いに名前はまだないけど 人が恋と呼ぶならそれでもいい
掬い上げたわずかな願いだけは 消えないで 君に届くまで
聴こえるかい 聴こえるよ
この声が その声が
伝えるよ 伝わるよ
「君のことが―…」
- Artist:40mP
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