僕の世界の事情 [Boku no Sekai no Jijou]

Songs   2024-12-26 09:53:32

僕の世界の事情 [Boku no Sekai no Jijou]

教室の隅っこでひっそりと

見つからないようにと生きてきた

日の光が注ぐ晴天でも

灰色に澱んだ曇天も

何でもないいつもの日常

僕が暮らしてる世界の事情

これ以上はなんも変わらないだろ

どうして僕は泣いてんだろう

空っぽなのに虚しくて

そうしてあふれでたこの涙の

意味も理由も存在価値も

代わり映えのない空の下

僕の世界は当然のように

より取り見取りの悲しみたちと

自分自身を天秤にかけて

悦に浸って

生きながらえる

浸って笑って嫌って悟って狂って腐って眠って戻って…

大人になるということはきっと

単純な作業の繰り返しと

大事な生きがいを見つけること

これが世の中をめぐりめぐって

誰かを笑顔にさせてるらしい

前に誰かが歌っていた

僕は大人になれるかな

僕も大人になれたらな

たとえ自分に嘘をついてでも

大切なものを幸せだといえるかな

色も姿も形も違う

代わり映えのない空の下

僕の世界は珍しそうに

色とりどりの幸せを眺め

儚さに目を奪われてたまま

気づけば

通り過ぎていた

気づけば思えば描けば語れば触れれば結べば辿ればいつかは…

指輪をはめた薬指も

異国に落とされたミサイルも

テレビで流れるラブソングも

街頭で叫んでる政治家も

無邪気に笑う子供たちも

別れ話を切り出された君も

いま一人泣いているこの僕も

いずれ大人になってく僕も

意味も理由も存在価値も

色も姿も形も違うんだ

僕の世界は平気な顔して

それぞれが抱え込んだ痛みに

何も思わず立ち尽くしていた

それでも

僕の世界は残酷なほどに

折々の幸せと悲しみに

出会いと別れを繰り返すから

もう少し

生きてみようかな

代わり映えのない空の下

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