風暦 [Kazegoyomi] lyrics
風暦 [Kazegoyomi] lyrics
あなたの 語りかけるような
話し方が好きでした
たとえば私が 小指を切った時
白い包帯巻いてくれた
あなたはもう小さな アルバムの中で
笑っているだけの人
泣きながら 部屋を飛び出した
小雨模様の あの夜に
もしも追いかけて くれたならば
私にはあんな 些細な出来事で
愛が終るなんて とても思えなかった
遠くを見つめる 横顔が
淋しそうで 好きでした
煙草を吹かして 私の気まぐれに
疲れたんだと つぶやいた
あなたはもう誰かの やさしさの中で
暮して いるのでしょうか
夕暮れの風は さやさやと
暦をめくる あの夜に
髪を染め変えて しまえたなら
私には一つ季節が 過ぎるたび
夢が消えるなんて とてもたえられなくて
- Artist:Megumi Asaoka
- Album:Fashion Privacy (1976)
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